2度目の広葉樹入荷

広葉樹が入荷した。大峰山の杉山の中に広葉樹が混在していたものだ。杉は良質なものが出たのでA・B材の建築用材として販売できたそうだ。もちろん面積が広いのでC材も少しは出るようだが・・・。C材と呼ばれてパルプ材になるものは価格が安いので喜ばれない。弊社がキャニオンズに収めているものもC材だ。利ザヤの薄いC材は特にコスト削減が重要だ。路肩の縁石を撤去したので、三国林産造林の大型車が作業場まで入って効率が良くなった。集積場から近くの弊社の土場は運搬距離の長い材木市場の上位に立つ。価格は市場に連動しているので輸送コストの安い弊社の土場に材は集まる。集荷・加工・乾燥・保管のシステムは完成したの、残された課題は販売だ。みなかみ町では新年度予算に薪ストーブ導入補助金が組み込まれた。追い風にしたい。

大家族のために

居間(応接間)から寝室へのリホームが完成した。家族が増え寝室が不足したので悩みに悩んだ結果の用途変更。3世代同居の大家族で、プライバシーを確保しながら和気あいあいと生活している。昨春はみなかみ町の「住宅新築改修等補助金」を活用して台所・風呂・脱衣など水回りのリフォームを、国の「居宅介護住宅改修」でご両親のため手すりを8か所取り付けた。2件で約40万円の補助金総額なので喜ばれた。相談から申請手続きまですべて無料で行っているので、お悩みの方はご連絡ください。(20190208)

‘19-‘20シーズン用薪割開始

長野では薪ストーブのブームは落ち着いたそうだが、利根沼田にはブームが訪れているようだ。弊社にも例年にまして問い合わせが多いのは、新聞折り込みのチラシの効果ばかりではないだろう。 薪ストーブを設置しても、昨年までは「薪(の原木)はいたるところで手に入る」と言って、燃料供給に責任を持たなかった。業者としては不本意ではあったので、キャニオンズの薪ボイラー用の薪供給を開始したのをきっかけに、薪ストーブ用の薪製造販売を始めた。商品にするからには完全に乾燥したものでなければならない。 試行錯誤を繰り返しながらも大量に良質な薪を製造する技術を獲得した。日当たり・風通しの良い場所なら半年で乾燥(含水率20%以下)する。針葉樹なら3か月で十分だ。家の裏側(北側)の壁に沿って積ん乾燥方法では、簡単には20%以下にならない。 湿っていたほうが火持ちがよいという利用者もいるが、水を燃やしていることと同じなので暖房としての効果は少ない。20%以下ならタールの発生が極端に少なくなるしストーブのガラスも煤けない。我が家の薪ストーブは昨年まではタールがごぼれて落ちたり、ガラスが煤ですぐに真っ黒になる状況だった。しかし煙突掃除をしないのに薪を変えてから、タールや煤の心配がなくなった。さらに非常に暖かいので電気炬燵も納屋に置いたままだ。薪ストーブの暖房性能を生かすも殺すも燃料の質であると実感している。